先日、ラグビー日本代表のW杯が終わりました。
(大会はまだ続きますが)
僕も途中から見始めた超にわかミーハーファンですが興奮しました。
たぶん日本の歴史上、今が最も国民のラグビー熱が高まっていると思います。
だからこそ日本ラグビーフットボール協会に言いたいです。
「日本人のにわか気質を甘く見るな!」
そもそも今、ラグビーブームが起きているのは
①日本で開催されていて
②ワールドカップという世界最高の舞台で
③日本が勝ち続けた
からだと思います。
日本ラグビーフットボール協会にはこのブームを一過性にしないように頑張ってほしいです!
と思っていたところ見かけたこのニュース。
日本代表の強化にはなるでしょうが正直、時期尚早じゃないですかね・・・
にわかファンの大多数は「ラグビー」にハマったのではなく「日本で開催されている世界大会で躍進する日本代表」にハマったんだと思います・・・
ラグビーにわかファン歴1ヶ月の人たちのうち、何割の人が海外で行われるワールドカップでもないラグビーの試合を見るでしょうか・・・
もし連敗でもしたら、にわかファンなんてあっという間に興味を失ってしまうと思います。
国民栄誉賞まで授賞したなでしこJAPANはW杯で優勝した翌年にオリンピックで準優勝したのに人気が定着しませんでした・・・
残念ですが日本人のファンなんて盛り上がりたい、騒ぎたいだけの人が大多数なんですよね・・・
なので日本ラグビーフットボール協会には、まず国内トップリーグを盛り上げることを最優先に考えてほしいです。
ここからは「こうすれば日本ラグビーが盛り上がる」という僕なりの提案です。
①入場は格闘技の入場シーンのようにする。
女性ファンがラグビーにハマる理由の1つに選手の屈強な肉体がカッコいいというのがあります。
屈強な男が更にカッコよく登場するのが格闘技の入場シーンです。
会場が暗転したあと派手な音楽と光の演出とともに選手が登場シーンはスゴく盛り上がります。
ニュージーランドの「ハカ」だけでも見たいというファンもいることですし、試合前に派手な入場演出をやることでスタジアムがより一層盛り上がりファンが増えるのではないでしょうか?
②トップリーグで日本代表「レプリカユニフォーム付きチケット」を販売する。
今、大人気の品薄商品ですからね。
ユニフォーム付きでチケット代+3,000円ぐらいなら、それ欲しさに試合を見に行く人もいると思います。
さらに4月はボーダーが桜色のバージョン、7月は海をモチーフにした青バージョン、8月はスイカみたいな緑と黒のボーダーなど試合の月ごとに違ったデザインがもらえたりすると集めたくなり毎月見に行くファンが増えるのではないでしょうか。
③選手がタレント気取りにならないように目を光らせる。
これからもラグビーに集中できる環境をつくってもらいたいです。
スポーツニュースはわかります。
でも過去にも活躍したあとバラエティ番組等に沢山呼ばれ裏話を嬉しそうに話すスポーツ選手はいましたが、そのあと継続して結果を出し続けた選手はほとんどいません・・・
練習時間が確保できなくなるのか、楽に稼ぐ方法を覚えたのか、何か勘違いしてしまうのか・・・
そもそもテレビでラグビー選手を見たからといってスタジアムまでわざわざラグビーを見に行く人が増えるとは思えませんし・・・
試合をゴールデンタイムにテレビ中継したりYouTubeで生中継したり、選手の喋りを見る機会じゃなくて選手のプレーを見る機会を増やしてほしいです。
④海外のスター選手を呼ぶ。
今回のW杯で目立った海外の選手もいたと思います。
盛り上がっている今だからこそ、そういう選手を日本に呼んでプレーしてもらうことでラグビーを見続けるファンが増えると思います。
個人的には南アフリカのファフ・デクラーク選手が日本に来るなら見に行きたいです。
【まとめ】
まぁ、これらは全てプロ化しないとお金の面などで難しいでしょうが・・・
とにかく、今のラグビーブームやW杯の収益を有効活用してほしいです。
強豪国との試合を沢山組んで日本代表を強化することも大切ですが、まずは国内でのスポーツとしての人気を「定着」させることに注力するのが1番じゃないかなぁ、と個人的に思います。
選手がバラエティ番組に頻繁に出ているのに、強豪国との試合に負け続けたら一気に日本人は離れていく可能性がありますからね・・・