SAKU39のブログ

初心者サラリーマンブロガー。ゲーム、サッカー、趣味、保険などのことをダラダラ書いています。

風雨来記4を購入。シリーズ未プレイの僕が感じた良かったところ、気になったところなど簡単な感想や評価・レビュー。ツーリングシミュレーションゲームじゃなくあくまでもアドベンチャーゲームです。

昨日、久々に新作のゲームを買いました。

 

それがこちら。

 風雨来記

 

今月はプロ野球スピリッツ2021モンスターハンターストーリーズゼルダの伝説スカイウォードソードリマスターなど人気ソフトが沢山発売されるんですが、何となくこのゲームのコンセプトが面白そうだったので勢いで予約していました。

 

風雨来記「4」なのでシリーズ4作目なんですが、正直このゲームのことを全く知りませんでした。

そんなシリーズ未プレイの僕が数時間プレイしてみて感じた良かったところや気になったところなど、簡単な感想やレビューを書きたいと思います。

 

気になっている方の参考になれば幸いです。

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風雨来記4って?

風雨来記シリーズ第4作目で、2001年に発売された第1作目『風雨来記』から20周年での発売となる。本作では日本一ソフトウェアの所在地でもある岐阜県を舞台にバイクでのツーリングを行う。走行中の場面はシリーズで初めて動画化され、全天球カメラで撮影した360度動画が使用されている。

岐阜新聞社ヤマハ発動機アライヘルメットの協力を得ており、岐阜新聞社からの情報を基にした探索スポット、主人公が乗るバイク「ヤマハ・MT-10SP」、主人公が被るアライヘルメット製のヘルメットがゲーム内に反映されている。ヤマハ発動機については、ディレクターの椎名建矢の愛車がヤマハ・FZR250Rであることがコラボレーションのきっかけとなっている。

Wikipediaより転載)

 

fog.nippon1.jp

 

簡単に言うとバイクで岐阜を旅しながら写真を撮ってその出来栄えを競うゲームです。

 

◎良かったところ

風景や背景がとにかく綺麗。本当に岐阜に行った気分を味わえる。

景色の作り込みが凄いです。

撮影スポットの風景はもちろんですが、バイク走行中に流れていく背景なども実写と見間違えるぐらい綺麗です。

(まぁ実写を取り込んでいるんでしょうけど)

このゲームの主な目的は「撮影スポットで撮った写真をサイトに掲載してランキングを上げる」というものなんですが、正直撮影スポットよりバイクで走行中の流れる景色の方が何倍も感動します。

僕は走行中によそ見をしていて撮影スポットを通り過ぎることが何回もありました。

バイクでウロウロしているだけで楽しめます。

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岐阜の中心部?もあれば

 

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田舎によくある草だらけの道もあります。

 

探訪中やバイク運転中に横を向いたり空を見上げたり、視点をグリグリ動かせる。

(昔の)アドベンチャーゲームって一枚絵の中を立ち絵のキャラが動くだけだったと思うんですが、このゲームは視点をグリグリ動かして「見渡す」ということができます。

(最近のアドベンチャーゲームだと当たり前なのかもしれませんが・・・)

例えば撮影スポットで周りを見渡しているときに誰かに声を掛けられたけど目の前には誰もいなくて、振り返ったらヒロインが立っていたなんてことがありました。

バイク走行中も目の前に続く道路を見ているだけじゃなく、横を向いて岐阜の街並みや川の流れを眺めながら走ったり、空を見上げたり上下左右360度見渡すことができます。

本来の目的よりバイク走行の方が楽しい気がします。

 

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どこかから声が・・・

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会話してるけど姿が・・・

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真後ろにいました。

 

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走行中も正面だけじゃなく・・・

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横を見てみたり・・・

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自分を見てみたり。

 

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遠くの空を見上げて「向こうは雨かなぁ」と思ったり。

 

Uターンできる

これは途中で気付いて「気が利いてるな」と感じたんですが、オプションからUターンができます。

上でも書いたように景色に気を取られて撮影スポットを通り過ぎることが多々あるんですが、そういう場合にはUターンして戻ることができます。

右折や左折を繰り返して元のルートに戻る、なんて手間が省けます。

まぁ小回りが利くのがバイクの良いところなんだし、ここまで作り込んだゲームでUターンできないわけないですよね。

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目的地へのショートカットができる

個人的には凄く勿体無いと思いますが、撮影スポットへのショートカットもできます。

ストーリーを早く進めたい場合には便利ですが、バイクでの走行を楽しまないのは勿体無いと思います。

また、バイクで走っていると地図には表示されていない撮影スポットを見つけることもあるので最初は気ままに走る方が良いと思います。

 

×気になったところ

気になったところと言うかシリーズ未プレイの僕が思っていたのと違ったと感じた部分であって、このシリーズでは当たり前のことなんだと思います。

 

立ち寄れる場所は決まっている。

このゲームはツーリングシミュレーションゲームではなく、あくまでもアドベンチャーゲームです。

イメージとしてはアドベンチャーゲームのシーンとシーンの繋ぎの部分がバイク移動になっている感じです。

なので「途中で脇道に入ってみる」「コンビニに立ち寄ってアイテムを買う」などのような気ままにどこかに寄り道するということはできず、立ち寄れる場所はあくまでも用意された撮影スポットのみです。

これは僕が勝手に「オープンワールドゲームで車に乗ってあちこち行く感じ」と思い込んでいたのが悪いんですが、ちょっと物足りなさを感じました。

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十字路に人が立っています。右に曲がりたいけど・・・

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行けません・・・

 

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左から車が2台出てきてる。何があるか気になるけど・・・

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行けません・・・
 

主人公の説明が長い。知識自慢したがりの上司と2人で旅行している気分になる。

プレイヤーの分身となる主人公はルポライターなんですが、とにかく会話や心情のテキスト量が多いです。

誰かと会話をするシーンは喋ったことと考えたことの両方がテキストに表示されますし、撮影スポットに行けばその場所の歴史や主人公の感想がテキストに表示されます。

「年の離れた姉貴に頭が上がらないせいか・・・」や「これから俺はコーヒーを点てるのだ、という気持ちを高めてくれる。」のような主人公の心情がいちいち表示されるので全然感情移入できませんしゲームに入り込んで疑似体験できません・・・

会話のシーンは主人公の心情の表示は少なくていいので、もっと会話の選択肢を選べるようにしてそれによって相手の反応が変わったりオススメスポットのヒントをくれるようなシステムにしてほしかったです。

また、撮影スポットに行くと「ここは〇〇が△△でうんたらかんたら〜」というガイドブックの説明のようなことを一人で喋るので、興味ない内容のときはかなり面倒です。

これも「ここは〇〇で有名な場所だ」ぐらいの簡単な説明だけにして、詳しく知りたい場合は「ガイドブックを見る」や「スマートフォンで調べる」のようなコマンドを選べば説明を見られるようにしておいてほしかったです。

とにかく説明が長いので知識自慢したがりの上司と2人で旅行している気分になりウンザリします。

テキストスキップをめちゃくちゃ多用しました。

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年の離れた姉貴いないからその気持ち分かりません・・・

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そんな風にコーヒーを入れたことありません・・・

 

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一人旅でそんなこと口に出して言う?

 

バイク走行中は写真撮影できない・・・

現実だとバイクに乗車しながら写真撮影なんてできないのは当たり前なんですが、だからこそゲームの中ではできるようにしてほしかったです。

走行中に見える綺麗な景色を撮りたかった・・・

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カメラのズームイン、ズームアウトができない。

なぜ?

「ここをもっとアップにして撮りたい」や「もっと引いて全体を撮りたい」などできません。

撮影がメインのゲームなのに・・・

ピント調節より絶対こっちの方が重要でしょ・・・

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ヒロインたちがアニメ絵・・・

バイク好きのタレントさんや岐阜出身のタレントさんを起用できなかったんでしょうか・・・

風景の中にアニメの看板を置いたようにしか見えないんですが・・・

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可愛いんですけどね・・・
 

写真をHPにアップするときに拡大して確認できない。

1日の終わりに写真をHPにアップするんですが、撮った写真を拡大できません。

川や池を何ヶ所も回った日にどれがどこの写真だったか確認できなくて困りました・・・

目印や看板と一緒に撮っても拡大できないから何て書いてあるかわからないんですよね。

せめて日付と撮影時刻が表示されるなどあれば良かったんですが・・・

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自然を撮った写真は見分けがつきません・・・

 

 【まとめ】

まだ序盤を数時間遊んだ程度ですが、シリーズ未プレイの僕が感じたのはこんなところです。

気になったところの方が多かったように、一言で言えばシリーズファン向けのマニアックなゲームという印象です。

 

「それは勝手に想像していたお前が悪い!!」と言われるのは当たり前なんですが、僕はグランド・セフト・オートでバイクに乗るような感覚で岐阜のあちこちを見て回れると勝手に思っていたので少し不便さと物足りなさを感じました。

またヒロインとの会話も選択肢が少なく勝手に会話が進んで行くので必要性がイマイチ感じられませんでした。

僕と同じように「旅の自由度」に期待している方はあまり向かないゲームかもしれません。

 

逆にこのシリーズのファンの方や岐阜に住んだことのある方はかなり楽しめると思います。

(たぶん)システム面は大きくパワーアップしているでしょうし、ゲームで自分の知っている場所が体験できるのはめちゃくちゃテンション上がるので。

(僕は龍が如くガンパレード・マーチでめちゃくちゃテンション上がりました)

 

このゲームに僕と同じような印象を持った方だと70点このシリーズのシステムを知り尽くしているファンの方だと(たぶん)120点のソフトだと思います。

気になる方は自己責任で購入してみて下さい。

 

このシステムでツーリングメインのゲーム作ってくれないかなぁ・・・