最近、少し本気のサッカーを再開することになったので24時間営業の会員制ジムに通い始めました。
別にマッチョになりたいわけではないので、ほぼランニングマシーンとエアロバイクで持久力の向上と脂肪のそぎ落としが目的です。
(ちなみに『エアロバイク』という名称はコナミスポーツクラブの登録商標らしいです。正式にはエクササイズバイクやエルゴメーターと呼ぶらしい)
ただこの2つ、特にランニングマシーンは持久力向上を目的に使うとキツいし長時間やらないと効果出ないし外を走るのと違って景色が変わらなくて退屈だしで、とにかくやりたくないんですよね・・・。
なので好きな動画を見ながらトレーニングしようと思い購入したのがこちら。
Anker「Soundcore Liberty Neo 2」
ここ数年グイグイ来ているAnkerのエントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンです。
個人的に外を走る場合は、完全ワイヤレスイヤホンは落下からの紛失が心配なので使わないんですがジムで使うのであれば完全ワイヤレスでも問題ないと思います。
購入から約2週間使ってみて感じた良かったところ、気になったところ、感想などを書きたいと思います。
主な仕様などは製品ページを参照ください↓
Soundcore Liberty Neo 2|完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 – Anker Japan公式サイト
取扱説明書。日本語は126ページからです↓
開封レビューと付属物
パッケージはこんな感じです。
色はブラック、ホワイト、ネイビーの3色ありブラックはなぜか500円安いです。
僕はありきたりな色が嫌だったのとAmazonのセールで少し安くなっていたのでネイビーを購入しました。
イヤホンを入れるケースはこんな感じです。
シンプルでコンパクト。
良い比較対象がなかったので目薬のマイティアと並べてみました。
なんとなく大きさが伝わると思います。
ポケットに入るサイズです。
開けるとこんな感じ。
イヤホンをケースに戻すときは磁石でカチッとくっつきます。
当然ケースに入れている間は充電されます。
付属しているイヤーチップ(イヤーピース)とイヤーウイング(イヤーフック)です。
両方とも最初は真ん中のMサイズが取り付けられています。
上が交換用のイヤーチップで左からXS、S、L、XL。
下が交換用のイヤーウイングで左からS、L。
となっています。
付属の充電用USBケーブル。
中国や韓国のメーカーは未だにmicroUSBだったりすることもあるんですが、これはUSBタイプCでした。
ケースの裏側にUSBを刺して充電することもできますし
Qiワイヤレス充電にも対応しています。
ただしワイヤレス充電器は入っていませんので別途購入が必要です。
見た目はこんな感じです。
再生などの操作は触れるというより少し押し組む感じのボタン方式です。
写真を撮ったときには気付きませんでしたが埃がヤバいです・・・
ネイビーは埃が目立つ・・・
埃が気になる・・・
◎使ってみて良かったところ
ブラックカラー4,990円という値段の安さ。
僕はセールでネイビーが安かったのでネイビーを買ったんですが、ブラックは定価でも4,990円という驚きの安さです。
Ankerも中国の会社ですが、Amazonに大量にある怪しい中華製品と大して変わらない値段で買えるのは有難いです。
いくら同じ中国製とはいえ怪しい中華製品よりAnkerの方が100倍安心感があります。
IPX7という最上位クラスの防水規格。
これは使ってみてと言うよりは仕様なのですが、IPX7の防水規格で非常に水没に強く作られています。
詳しくは書きませんがIPX〇というのはどれぐらい水濡れに強いかを表していて、一般的なワイヤレスイヤホンはIPX4あたりが多いと思います。
ただトレーニング中に使うとなるとできるだけ防水性能が高い方が安心です。
僕はランニングマシーンやエアロバイクで運動をするとかなり汗をかくのでこれはかなりありがたいです。
IPXYなどの防塵防水についてはこちらをご覧下さい。
イヤーチップとイヤーウイングのサイズが豊富で自分の耳に合うカタチを選べる。
一般的なワイヤレスイヤホンだとイヤーチップはS、M、Lの3種類、イヤーウイングは付いていても2種類ぐらいだと思うんですが、このイヤホンは上の付属物に書いた通りかなり多めに入っています。
やはり運動中に使うことを想定した商品なので落下しないように細かいサイズのパターンが入っているのは有難いです。
これまで「Sでも大きい」や「Lでも小さい」と感じながら妥協していた人は合うサイズが見つかるかもしれません。
イヤーピースもイヤーウイングも単体で売ってはいるんですが、付属品で足りるに越したことはありませんし。
僕はイヤーピースをSサイズ、イヤーウイングをLサイズに交換して使っています。
連続再生時間10時間、充電ケースと併用で最大40時間とバッテリーの持ちが良い。
ワイヤレスイヤホンの最も面倒なのは充電です。
ジムに持って行ったのに充電が切れていたときはその日のモチベーションが一気に下がります。
この商品はフル充電状態であれば10時間は連続再生可能なので、仮に2時間のトレーニングで使う場合4~5回はケース無しでも使い続けられます。
ただ実際はケースに入れて持ち運ぶ人が殆どだと思います。
そういう方はケース併用で最大40時間再生可能らしいので月に1~2回、気が向いたときにケース充電すれば十分かもしれません。
これはかなり楽です。
(まぁ最近はSONYやゼンハイザーのイヤホンでも連続8時間は使えるようですが、ケース併用24時間ぐらいなのでやはり充電の手間は少しあります)
色んなイコライザーのプリセットがあるので素人でも好みの音質を選べる。
僕はあまり音にこだわりはありません。
高音に強いやらドンシャリ系やら意味不明です。
そんなこだわりのない僕でも、このイヤホンを初期設定のまま使い始めたときに映画やYouTubeの声がこもっているように感じました。
なんだかボヤけた声・・・
そこでAnkerの商品は専用のアプリで音質を調整できるので少し変えてみました。
音質の調整なんて素人には難しいと思っていましたが、Ankerのアプリは画像のようにシチュエーションごとのプリセットが用意されているので簡単です。
映画やYouTubeを見るので試しに右下の「話し言葉」というプリセットに変更してみました。
すると動画内の話し声がかなりクッキリ聞こえるようになり、素人なりに感動しました。
色んなパターンがあるので好きなアーティストの曲を聴くのがメインなら「ポップ」を選んだり
テンションを上げたいときは「ダンス」を選んでダンスミュージックを爆音で聴くのも良いかもしれません。
もちろん細かく設定もできるので、より細かく設定したい人はカスタムした音をプリセットに登録しておくこともできます。
素人もこだわりのある人も好きな音を選べるのは凄く良いですね。
×気になったところ
説明書のペアリング方法がよくわからない・・・
これはよくこの商品のレビューに書かれていますが僕も説明書の通りに操作してもペアリングが上手くいきませんでした。
まぁスマホのBluetoothをオンにして「近くの機器を探すに」すればすぐ接続できたので、上手くいかない人は普通に接続すれば良いと思います。
初めてのワイヤレスイヤホンがこれだったら接続方法が分からず不満爆発だと思いますが・・・
ノイズキャンセリングや外音取込機能はない。
ここら辺は値段相応といった感じかもしれませんが、流行りのノイズキャンセリングや外音取込機能は付いていません。
まぁジムの中だとそんなに騒音などはないと思いますが、たまにガチ筋トレ民の「ンフーッ!ンフーッ!」とか「んあっ!ハァハァ・・・」とか聞こえてくるのが気になるのであると良かったなぁと感じます。
外音取込については正直、ジムでは必要ないと思いますが外でランニングなどする方は安全のためにあった方が良いと思います。
個人的には今のところこれらの機能がなくても特に不便さは感じません。
対応コーデックがSBCとAACのみ。意識し始めると微妙に遅延を感じる。
僕も詳しくありませんが、コーデックというのは本体からイヤホンに音データを送るときの圧縮方式です。
これによって音質や音のズレ(遅延)に差が出るんですが、最近はaptX系が高音質低遅延で主流になっていると思います。
このイヤホンに採用されているSBCとAACはaptXと比べるとも音質も音のズレも劣ります。
なので動画を見ていても意識し始めると「微妙に音が遅れてるなぁ」と感じるんですよねぇ・・・
まぁこれも値段を考えると仕方ないと思います。
【まとめ。値段、防水性能、落ちにくさなどジム用としては高コスパな完全ワイヤレスイヤホン】
今回は珍しくイヤホンのレビューでした。
Ankerというある程度有名なブランドでこの値段、防水性、イヤーピースとイヤーウイングの多さ、アプリの音質調整機能などを考えるとめちゃくちゃコスパのよいワイヤレスイヤホンだと思います。
気になる点で音質やら遅延やら書きましたが正直、ハードにトレーニングしているときはキツさに意識の半分以上持っていかれるのでそんなの気にする余裕はありません。
また運動中に使うイヤホンはどうしても故障や紛失のリスクが気になるんですが、値段が安いので「最悪の場合は買い替えればいいか」と割り切ってガンガン使えます。
春が近づいてきて着る服装が薄くなり体型が気になり始めている方、運動のお供にいかがですか?