今日は「マリオメーカー2」のために休みを取っていたのですが「スパイダーマン ファーフロムホーム」の世界最速公開日でしたので、観てきました。
以下、あらすじ&ネタバレ&感想ごちゃ混ぜとなりますのでまだ観ていない方は絶対に観ないようにしてください!
観たときの楽しさが半減しますので!!
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始まりは「アベンジャーズ エンドゲーム」のあと、新たな怪物(ヴィラン)が現れるところから始まります。
駆け付けるニック・フューリーとマリア・ヒル。
そこに「謎の男」が現れます。
ここでオープニング。
もうトニー・スタークもスティーブ・ロジャースもいないんだという寂しさが込み上げますが茶化した演出で台無しになります・・・
世界は「次のアイアンマン」の誕生を望み、それをスパイダーマンに期待します。
しかしピーター・パーカーはアイアンマンの偉大さや責任の重大さを感じ、それを拒みます。
ニック・フューリーからの電話も無視します!
これには16歳の普通の高校生として遊んだり恋愛をしたいという思いもありました・・・
ヨーロッパへの修学旅行で愛しのMJと接近計画を考えるピーターでしたが水の都ヴェネチアで水の怪物に襲われます。
物凄い水の勢いで劣勢に立たされるピーター(スーツはホテルに置いてきてます)でしたが、そこにあの「謎の男」が現れます。
ピーターがルームメイトや市民を守り「謎の男」が水の怪物を攻撃し、見事撃退します!
地元のニュースでは「謎の男」を「ミステリオ」(そのまま)と呼び新たなヒーローの誕生に沸きます。
ピーターがヘトヘトになりながらホテルの部屋に戻るとニック・フューリーがいました。
「力を貸してほしい」とトニー・スタークの形見のサングラスをピーターに渡します。
ピーターは連れていかれたところで謎の男「ミステリオ」と再会します。
どことなく「ソー」のような鎧を纏い「ドクター・ストレンジ」のような術を使うミステリオ。
彼が言うには、自分は別の宇宙の地球から来たスーパーヒーローとのこと(ドラゴンボール超みたい)
風、土、水、火だったと思いますが4体の怪物(エレメンタルズ)に自分の宇宙の地球は滅ぼされ、こちらの地球でも同じ場所で怪物が現れ始めた。
風、土、水は自分が倒したが残りの1体、火の怪物は最も強力で自分1人では倒せないかもしれないから、スパイダーマンに力を貸してほしい、とのこと。
しかし責任が重いと断るピーター。
あっさり「わかった」と言うニック・フューリー。
違和感を感じながらホテルに戻ったピーターでしたが翌朝、修学旅行の行き先が急遽、火の怪物の出現場所プラハに変更されます(ニック・フューリーの仕業です)
渋々手伝うことにしたピーターでしたがミステリオが悩みを聞いてくれます。
「逃げたっていい」と言いたい気持ちもあるし「戦え」と言いたい気持ちもあるというミステリオ。
悩みをスーパーヒーローに聞いてもらえたことで少し楽になったピーター。
友達を守るために戦うことを決めます。
そして炎の怪物が現れ対峙するスパイダーマンですが案の定、親友のデブが戦いに巻き込まれます。
必死に戦うスパイダーマンとミステリオですが親友を守りながら、かつ鉄を取り込みパワーアップする火の怪物相手に徐々に押され始めます。
するとミステリオが最後の手段として全てのエネルギーを凝縮させ火の怪物に身体ごと突っ込みます。
ミステリオの捨て身の攻撃により火の怪物は消滅します。
全てのエネルギーを使い果たしたミステリオも何とか一命をとりとめ世界に平和が戻りました。
二人で祝杯をあげるピーターとミステリオ。
ピーターはトニーの形見のサングラスをかけたミステリオにトニーの面影を感じます。
ピーターは、トニーの遺言は自分に後継者になれというわけではなく後継者を探せという意味だったことに気付きます。
このサングラスはミステリオに使ってほしいと伝え、ミステリオはこれを1度は断りますが引き受けます。
新たなアベンジャーズのリーダーが誕生しました!
と思いきやここで衝撃の展開です!!
実はミステリオなどというスーパーヒーローは全部ウソっぱち!
エレメンタルズという怪物も全てVRとドローンで作った自作自演だったのです。
ミステリオ/ベックは自分のVR技術をバカにしたトニーを恨み、復讐と世界の支配を目論んだマッドサイエンティストだったのです。
ピーターに近付いたのもトニーのサングラスを奪い世界中のネットワークや兵器を手中にすることが目的でした。
そうとは知らずにMJとデートをするピーターだったのですがMJが怪物を映し出す機械を偶然拾っていたため、ミステリオの正体に気付きます。
(ちなみにMJにはスパイダーマンであることはずっと前からバレていました。好きだからピーターを見ていたのではなく、スパイダーマンだと疑っていたから見ていたらしい・・・)
サングラスを渡してしまったことの重大さに気付いたピーターは急いで取り返しに向かいます。
ニック・フューリーと合流し誰にも知られていない場所で打ち合わせをするスパイダーマン。
しかし、これも全てミステリオの罠です。
ヒーローとしての迷いも加わり混乱しボコボコにされます。
何がなんだか分からないままスパイダーマンが止めを刺されそうになったとき、ニック・フューリーが駆け付けミステリオを倒します。
ミステリオの正体を知った人間はミステリオの部下が始末しに行くかもしれない、誰に正体を話したと問うニック・フューリー。
MJ、親友、親友の彼女の名前を伝えるスパイダーマン。
しかしこれもミステリオの罠。
名前を聞いたミステリオはスパイダーマンを列車に轢かせ、三人を殺しに向かいます。
気を失っていたピーターですがMJ達が狙われたことで覚悟を決めます。
ハッピーに迎えに来てもらい、対ミステリオ用にスーツをカスタマイズします。
その姿にトニー・スタークの面影を見るハッピー。
ここは視聴者にもスパイダーマンこそがアイアンマンの後継者だと印象付ける良いシーンでした。
迷いの消えたスパイダーマン。
新たに現れた怪物も内部からドローンを破壊しVRを消してしまいます。
ダメージを受けながら何百何千のドローンを破壊し何とかミステリオと対峙します。
スパイダーマンの最大の武器は怪力でもスパイダーウェブでもなく全ての危険を察知する「スパイダーセンス」です。
ミステリオの操る幾つものドローンの攻撃をかわして防いで突き進みます。
流れ弾を腹部に受けて座り込むミステリオ。
負けを認めトニーのサングラスをピーターに返します。
と思ったら「ドンッ」という銃声。
座り込むミステリオも作り出されたVRで本物のミステリオはピーターのこめかみに拳銃を突き付けていました。
しかし迷いの吹っ切れたスパイダーマンはスパイダーセンスでこれを察知し腕を掴んで防ぎます。
サングラスを奪い返し全てのドローンの攻撃を止め本当に平和が戻りました。
ボロボロになったピーターを待っていたのはMJ。
「ピーターのことをスパイダーマンだと思っていたから見ていた」というのは嘘で本当は好きだから見ていたと告白します。
ピーターの苦労や悩みが報われた瞬間でした。
最後は結ばれた二人が空のスウィングを楽しむシーンがあります。
ダラダラ、長々とすみませんがストーリーは大体こんな感じだったと思います。
【感想】
アイアンマンの偉大さやピーターの苦悩がよく表現されていました。
迷いがあると判断が鈍ったり間違えたりすることもあるけど、覚悟を持って自分で挽回すればいいと教えてくれる映画です。
最後のスパイダーマンとMJがNYをスウィングするシーンは苦悩から解放された二人の幸せさが伝わるようなシーンです。
スパイダーマンシリーズで1番ハッピーエンドなのではないでしょうか。