新桃太郎伝説プレイ日記9回目。
今回で最終回になります。
前回はダイダ王子の死という衝撃の展開があり、カルラへの憎しみがMAXになりました。
その続きです。
最後なので会話シーンが多めです。
【プレイ日記⑨】
鬼ヶ島に再度突入。しかし悲劇が・・・
全ての準備が整った桃太郎一行。
鬼ヶ島の最深部を目指します。
※この先、ストーリーの分岐点がありますのでまだ世界を周りたい場合はセーブデータをコピーしておきましょう。
また、ここが最後のダンジョンになりますが結構重要アイテムが落ちているので道具袋には空きを作っておきましょう。
ジジババを倒して水晶を手に入れた三途の川で鳳凰の笛を吹くと・・・
鳳凰が対岸に乗せて行ってくれます。
少し進むとアジャセ王子の怒鳴り声が聞こえてきました。
いつも通りカルラと言い争いをしています。
「どうした兄ちゃん落ち着けよ」
と桃太郎。
「お前を殺しにな」
カルラは「なぜかぐや姫を助けようとする?」と当たり前のことを聞いてきます。
その前に鬼たちがかぐや姫をさらったのは何ででしたっけ?
ここはお互いに口止めをします。
いやそんな必死にならなくても「大切な人だから」とか「仲間だから」とか「誰かを助けるのに理由がいるかい?」でいいんじゃないの?
どうやらかぐや姫が死んでしまうと地球の大地が崩れ去ってしまうようです。
それを隠す桃太郎たちですがカルラはそんなこと知った上で桃太郎たちに聞いています。
本当に性格が悪いです。
その規模はと言うと、月と竹取りの村を除いて全ての大地が海に沈んでしまうそうです。
そしてあと1つ、鬼ヶ島も地上に残るとのこと。
それを聞いたカルラは下品な笑い声とともにこんなことを言い出します。
目的は1つです・・・
かぐや姫は用済みだと判断したカルラはかぐや姫を崖際に突き飛ばします。
そして・・・
かぐや姫を突き落とします・・・
「何やってんだクソ野郎ー!!」
と桃太郎。
下品な笑い声を残してカルラは去っていきます。
最後の力を振り絞って被害を最小限に抑えようとするかぐや姫。
浦島太郎の回復も間に合わず息絶えます・・・
大地が震え始め金太郎の村も
浦島の村も桃太郎の生まれた家も旅立ちの村も全て沈んでしまいます・・・
アジャセ王子が恐れていたことが現実になってしまいました。
いくら桃太郎たちといえど沈んでいく村を救うことはできません・・・
為す術のない桃太郎たち・・・
かぐや姫を生まれ育った竹林に運ぶことにします。
かぐや姫の亡骸と対面したおじいさんとおばあさん・・・
悲しみに暮れます・・・
かぐや姫を竹林に運んだ桃太郎たち。
おばあさんに背中を押されます。
最強の鬼、三千世界との戦い。
ここでカルラのチクりタイム。
あることないこと吹き込んで桃太郎を悪者に仕立て上げます。
騙されるおじいちゃん。
哀れです・・・
かぐや姫の仇をとるために三度鬼ヶ島に潜る桃太郎たち。
火の海の上を綱渡りしたり
針山の間を通り抜けたりと険しい道を進みます。
このフロアで夜叉姫の最強装備愛の杖と
愛の十二単衣(じゅうにひとえ)が手に入ります。
「似合ってるよハニー」
と桃太郎。
これで全ての装備が揃いました。
更に進む桃太郎たち。
マグマが吹き出すフロアで大火傷を負ったり
地下なのに猛吹雪のフロアで凍えたり心が折れそうになりながらも進み続けます。
このフロアにセーブができるお地蔵さんがいるので見つけてセーブしておきましょう。
次のフロアは入れる洞窟がいくつもあるので片っ端から覗いていきます。
ここは何かな?と入ろうとすると
三千世界登場!!
「ビックリさせんなバケモノ野郎!!」
と桃太郎。
自己紹介がてら凄く長いセリフを言ってきますがカット。
「何言ってんのか分かんねーよ」
と桃太郎。
当然、戦闘になります。
三千世界はスタンダードなボスですが全体攻撃がシャレにならないぐらい強烈です。
なので浦島太郎の回復が生命線になります。
倒せないようであれば全員全回復のみなまんたん(ベホマズン)を覚えるまで浦島太郎の段を上げて挑みましょう。
夜叉姫には打ち出のこづちを沢山持たせて浦島太郎と桃太郎の術を回復させましょう。
全力と全力のぶつかり合い。
ギリギリのところで桃太郎たちの勝利です。
「当たり前だろ。てかそこ狭くない?」
と桃太郎。
この三千世界も急にカルラが頼ってきたのには裏があると思っていた様子。
「騙されるお前らも笑えないレベルのバカだけどな」
と桃太郎。
桃太郎たちとの戦いに満足げな三千世界。
桃太郎たちの体力と技を全回復して気持ちよく去っていきます。
奥へ進むとついにバサラ王の間です。
そしていつも通り
旅の先導者カルラの登場です。
ついに宿敵カルラとの戦い。
「この世を腐らせたのも今日ここで死ぬのもお前だ」
と桃太郎。
カルラは相変わらず小物なのでザコ鬼との連戦になりますが蹴散らしましょう。
「こっちだって小汚いお前らとなんて戦いたくねーよ」
と桃太郎。
ついにカルラと決闘です!!
カルラはやまびこの術で与えたダメージの約半分を跳ね返してきます。
金太郎のはり手でカルラの防御力を下げすぎると跳ね返ってきたダメージで致命傷を負う可能性がるので注意が必要です。
(こんな風に・・・あぶね・・・)
左魂鬼が回復を使ってきますので、先に両サイドのブタ野郎どもを倒しましょう。
そのあとにダメージの反射を計算しながらカルラを集中攻撃します。
「壊れやがった・・・怖・・・」
「俺らがカルラごときに負けるわけないだろ」
と桃太郎。
ついに宿敵カルラを撃破!!
「ざまぁみろハゲガラス」
と桃太郎。
鬼の王、バサラ王との最終決戦!!
先に進むと超巨大なバサラ王が待っています。
「モノトーンコーデだな」
と桃太郎。
いや、カルラから「桃太郎が斬り捨てた」って聞かされた夜叉姫が生きてるじゃん・・・
おかしいと思えよ・・・
「殺したのはカルラだし、しつこく勝負を挑んできたのはダイダだよ」
と言っても聞く耳を持ちません。
鬼の王との最終決戦です。
デカい・・・
夜叉姫は数ターン、実の父親であるバサラ王を攻撃できません。
バサラ王も全体攻撃メインで攻撃してきますが、夜叉姫への攻撃を躊躇します。
すると・・・
「いやいや・・・どの口が言ってんだよ・・・」
と桃太郎。
ここからは夜叉姫もダメージを受けますし、夜叉姫も攻撃できます。
バサラ王も全体攻撃が強烈ですがスタンダードなボスなのでいつも通りの戦い方を貫くのみです。
バサラ王を撃破です。
正直、強くなりすぎたのか意外とあっさり倒せました。
「おっせーよ!!」
と桃太郎。
近くにカルラの気配を感じるというバサラ王。
カルラを呼び出します。
カルラは生きていました。
さっきぶっ殺したカルラはニセモノだったようです。
この期に及んでまだバサラ王に媚びるカルラですがバサラ王はもう騙されません。
カルラがついにバサラ王の前でも本性を晒します。
桃太郎たちもバサラ王も全員殺すつもりです。
配下の右魂鬼と左魂鬼に桃太郎と戦えと指示します。
しかし2人(2匹?)は動きません。
カルラが大声で叫びますが動きません。
もう右魂鬼と左魂鬼さえもカルラの思想には付いていけなくなっていました・・・
まぁ当然です。
「プッ・・・コイツなんかウケるんですけど」
と桃太郎。
もう後がないと察したカルラ。
鬼の王であるバサラ王に襲い掛かります。
ダイダ王子のときと同じです。
その時!!
突然現れたアジャセ王子が身を挺してバサラ王を守ります。
ダイダ王子、かぐや姫に続きアジャセ王子までも手にかけたカルラ。
こんなセリフまで吐いて気持ちいいぐらい悪役を貫きます。
ここでカルラがアジャセ王子の血を飲むという狂気の行動に出ます。
カルラはバケモノに姿を変えてどこかへ飛んで行ってしまいます。
改心したバサラ王はアジャセ王子に謝罪し、桃太郎たちの体力と技を全回復してくれます。
桃太郎たちは鳳凰でカルラを追いかけます。
本当のラスボスとの最終決戦!!そしてエンディング。
「待てバケモノ!!」
と桃太郎。
全ての人間と鬼たちの恨みを晴らすため今度こそカルラとの最終決戦です。
最後なのでこれまでの集大成となります。
桃太郎の鹿角!!
金太郎のはり手!!
浦島太郎のまもりとみなまんたん!!
夜叉姫の流れ星!!
を駆使して戦います。
あとは全員に打ち出のこづちを持たせておいてお互いの技(MP)切れを補いあいましょう。
月の血の副作用なのかバケモノカルラはダメージを負うごとに下半身から石になっていきます。
そして・・・
「うるせー」
と桃太郎。
カルラはついに全身が石になってしまいました。
もう何も喋りません。
完全決着です。
地上に落下したカルラの石像の横でバサラ王が桃太郎たちを労います。
「お前も元凶の1人だけどな」
と桃太郎。
バサラ王の提案でカルラの石像はこのままにしておくことになりました。
心に隙が出来たときにこれを見て心を正すそうです。
「なんでお前が仕切ってんだよ」
と桃太郎。
竹取りの村に戻るとかぐや姫が生き返っていました。
竹の生命力が奇跡を起こしたようです。
そして看病をしていたアジャセ王子とかぐや姫が良い感じになっていました。
どうしてもバサラ王が上から目線で話すのが腑に落ちません・・・
かぐや姫とアジャセ王子は元気になりましたが真っ赤に染まった海と沈んだ大地はそのままです。
全てを元に戻さないと本当に平和を取り戻したとは言えません。
かぐや姫から月の鈴を受け取ります。
もう1度カルラの石像が落ちが場所へ。
それぞれ思うところがあるようです。
ここでかぐや姫から受け取った月の鈴を使います。
赤い海が浄化されていき・・・
エンディングです。
このシリーズを生み出したさくまあきらさんの名前が最初に出てきます。
桃太郎の仲間たちが順番に出てきます。
そして綺麗になった海を眺める桃太郎一行。
ここは最後のカルラを倒したときのメンバーになるのかな?
平和を取り戻した桃太郎と夜叉姫は仲良く幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
完
【まとめ】
懐かしの新桃太郎伝説は今回でクリアということになりました。
約1ヵ月半もかかるとは思いませんでしたが今でも全然遊べるゲームです。
最後の鬼ヶ島は1回のブログでまとめようと思ったらかなり長くなってしまいました。
ゲームシーンより会話のシーンの画像が多かったんですが、省くとただでさえストーリーが分かりづらい僕のプレイ日記が更に分かりづらくなるかなぁと思い画像多めになりました。
このゲームはストーリーが重要なので。
キャラも圧倒的な勇者感の桃太郎、はり手でボスの防御力を下げる攻撃の中心金太郎、パーティーの回復を1人で担う最強のサポート役浦島太郎、紅一点のヒロインで流れ星も使える夜叉姫とそれぞれ個性と重要な役割があって凄く魅力的です。
古いゲームなので不便に感じる部分も多いですが昔話をモチーフにした親しみやすいストーリー、魅力的な仲間と救いようがないぐらい極悪非道な悪役、絶好調システムや天候システムなどの斬新さなど、クリアしてみて改めて名作だなぁと感じました。
リメイクの望みがほぼ0なのが残念です・・・
最近のゲームが複雑すぎて「楽しい」より「面倒くさい」と感じることが多い方、新桃太郎伝説はおすすめですよ。