SAKU39のブログ

初心者サラリーマンブロガー。ゲーム、サッカー、趣味、保険などのことをダラダラ書いています。

「S.H.フィギュアーツ ヴェノム:レット・ゼア・ビーカーネイジ」を購入したのでレビュー。映画に忠実なヴェノムという感じ。最後にちょこっとAMAZING YAMAGUCHIのヴェノムと比較してみました。

2023年になって早くも1週間が経とうとしています。

約52分の1が経過したと書くと1年って短いなぁ、と思いますね。

 

今回も去年の年末に届いていたフィギュアの紹介です。

それがこちら。

 

S.H.フィギュアーツ ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

 

スパイダーマンの宿敵ヴェノムのフィギュアです。

以前、海洋堂から発売されているAMAZING YAMAGUCHIのヴェノムもレビューしましたが今回はバンダイスピリッツから発売されたS.H.フィギュアーツのヴェノムです。

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ちなみにこのヴェノム、スパイダーマンの宿敵で単独映画も公開されているのになぜアベンジャーズシリーズに出てこないのかというと権利を持つ配給会社が違うからです。

ヴェノムの権利はソニー・ピクチャーズ、アベンジャーズの大部分の権利はマーベル・エンターテインメントが所有。

ざっくり言うと1999年に経営が苦しくなったマーベル・エンターテインメントがスパイダーマン関連の映画権利をソニー・ピクチャーズに売却してしまったらしい。(たぶん)

その後にマーベル・エンターテインメントが自社で映画を製作するマーベル・スタジオを立ち上げたから権利を売却してしまっていたスパイダーマンやヴェノムを登場させられなかったらしいです。(たぶん)

 

ただMCUファンならご存知だと思いますがスパイダーマンはマーベル・スタジオ制作で単独映画が作られたりアベンジャーズに登場したりしましたし、マーベル・スタジオの「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にはソニー・ピクチャーズ版のスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドが登場しました。

マーベル・スタジオのスパイダーマンソニー・ピクチャーズのヴェノムの最新作のおまけ映像でお互いの世界が繋がっているような演出もありました。

このようにマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが共同制作のような形をとり始めているので、今後アベンジャーズシリーズにヴェノムが登場する可能性は高いと思います。

 

前置きが長くなりしたがS.H.フィギュアーツ ヴェノムの簡単なレビューです。

 

 

【パッケージ】

パッケージはこんな感じ。

ダークヒーローらしく黒がベースになっています。

 

裏はこんな感じ。

ヴェノムは巨体で高速に動くダイナミックさとヌルンって感じの軟体感、大きな口と長い舌の凶悪感が魅力です。

 

中はこんな感じです。

ヴェノムって複雑な動きが多いからパーツが多いのかと思っていたんですが意外と少なめ。

 

【付属パーツ】

こちらはフェイスパーツ。

左から口を閉じている顔、口を少し開けて舌を出している顔、口を大きく開けている顔、そしてシンビオート状態のヴェノムです。

シンビオート状態のヴェノムは頭部には付けられません。

エディ・ブロック(トム・ハーディ)の顔は付属していません。

残念・・・

 

こちらは手のパーツ。

左から軽く開いた手、人差し指を立てた手、握り拳。

刀のような状態などはありません。

 

背中に付ける触手。

これだけだとなんか奇妙ですね・・・

根本部分と中間部分が球体ジョイントになっていてある程度自由に動かせます。

ただ欲を言えばもう少し先端のバリエーションが欲しかった・・・

 

こちらはシンビオート状態のヴェノムを固定させる台座。

フィギュア自体を支えるフィギュアスタンドではありません。

 

【ポージング】

正面からだとこんな感じ。

筋骨隆々でスタイルも良い。

理想のマッチョ体型ですね。

画像では黒っぽく写っていますが実際は濃紺色です。

少し手が長め。

 

後ろからだとこんな感じ。

僧帽筋がかなりパンプアップされています。

ただ上半身が重い割に足が小さくかつダイキャストという金属製ではないので立たせるのがかなり難しいです。

バランスが難しい・・・

 

上半身のアップ。

血管のような白い模様が特徴的です。

原作等では胸に白いスパイダーマークがあるんですが、この「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のヴェノムはスパイダーマンが関与していないのでスパイダーマークはないらしいです。

布袋寅泰のギターの柄に似てますね↓

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上半身のアップを後ろから。

猫背気味。

見え辛いと思いますが背中の黒い線のところがパカッと外れて触手のパーツと交換できます。

 

下半身のアップ。

手や足の指先が尖っていて凶暴さが伝わります。

 

下半身のアップを後ろから。

詰まっているけどしなやかな筋肉って感じですね。

飛んだり跳ねたり超高速で動きます。

 

四つん這いで威嚇するヴェノム。

なんとなくこの体勢で吼えるのをよく見る気がします。

 

悪びれながら「おまえ殴っていい?」と聞いているヴェノム。

人差し指を立てた手の使い方がこれ以外思い浮かばず・・・

 

触手全開で襲いかかるヴェノム。

触手はあと2、3本生えてたらもっと凶暴さや不気味さが表現できたと思うんですが。

 

シンビオート状態のヴェノムを台座に乗せてみました。

素顔のパーツがないからこれがあっても使い道ないよね・・・

 

S.H.フィギュアーツスパイダーマンとの比較】

同じS.H.フィギュアーツスパイダーマンと並べてみました。

スパイダーマンは色んなバージョンが出ていますが大きさはほぼ変わりません。

スパイダーマンは小さめのフィギュアですがそれを考慮してもこうやって並べるとヴェノムの巨大さがわかりますね。

スパイダーマンが正攻法で勝てるわけない・・・

 

ヴェノムがスパイダーマンをがっちり捕まえているシーン。

「どうしたピーター!このまま頭から喰ってやろうか!!」

と言っているかのよう。

 

【AMAZING YAMAGUCHI ヴェノムとの比較】

左がS.H.フィギュアーツのヴェノム、右がアメイジングヤマグチのヴェノム。

同じヴェノムでもS.H.フィギュアーツは映画版を、アメイジングヤマグチは原作をイメージして作ってあるのでかなり違いますね。

並べるとS.H.フィギュアーツのヴェノムはスタイリッシュで普通の体型に見えてしまいます。

あとアメイジングヤマグチの方は胸にハッキリとスパイダーマークがあります。

 

後ろから。

猫背はどちらも。

アメイジングヤマグチの方が突起などあって禍々しさが際立っていますね。

 

上半身の比較をアップで。

どちらがお好みですか?

ダークヒーローとして見るならS.H.フィギュアーツヴィランとして見るならアメイジングヤマグチって感じですかね。

 

【まとめ。値段の割に素顔パーツなどの付属品が少ないのは気になりますが、スタイリッシュでカッコいいヴェノムだと思います】

今回は久々にマーベル関連のフィギュアレビューでした。

 

個人的にはヴェノムの奇妙な動きを再現するにはもう少し色んなパーツが欲しかったなぁ・・・というのが第一印象です。

サイズが大きめとは言え素顔のパーツも付属していないのに定価で12,650円はちょっと高い気がします・・・

トニー・スタークの素顔など付属品盛り沢山だったアイアンマンマーク85のファイナルバトルエディションでさえ9,350円だったのに・・・

 

あとバンダイスピリッツのS.H.フィギュアーツシリーズは限定販売と一般販売の2パターンがあります。

このヴェノムは一般販売商品で普通に店頭で買えるはずなのでネットで定価以上の値段が付いてる物は買わないようにしましょう。

(最近のバンダイは限定販売や1番くじなど欲しい人全員に行き届かない売り方が多くて個人的に玩具メーカーとしてどうなのかなと思ってしまいます)

 

ちなみにアメイジングヤマグチのヴェノムは限定販売っぽいんですが何度も再販しているので欲しい方はこまめにチェックしましょう。

 

ただ作り自体は丁寧に作られていますし映画版のヴェノムが忠実に再現されているスタイリッシュでカッコいいフィギュアだと思います。

S.H.フィギュアーツ初めてのヴェノムですしこれからスパイダーマンの続編やアベンジャーズに登場すると思うので気になる方は購入してみても良いと思います。

 

映画のヴェノムにハマった方やダークヒーローが好きな方は検討してみてはいかがですか?