SAKU39のブログ

初心者サラリーマンブロガー。ゲーム、サッカー、趣味、保険などのことをダラダラ書いています。

ルーンファクトリーシリーズ最新作「龍の国」をクリアしたのでレビュー。ストーリーもしっかりしていてアクションRPGと街づくりシミュレーションを同時に楽しめる良作。個人的には致命的なバグがないのが1番の進歩だと思います。

先日、気になっていたゲームを購入しました。

それがこちら。

龍の国 ルーンファクトリー

 

ルーンファクトリーシリーズの最新作でルーンファクトリー6の位置づけになる作品です。

このシリーズは村や里を発展さたり冒険をしたり恋愛したりコンテスト優勝を目指したりと、とにかく色んな事ができます。

ただそのせいなのかバグが多く僕はシリーズを1度もクリアしたことがありません。

正直、今作も似た感じだろうなと思って購入したんですが無事クリアできたのでレビュー。

 

気になっている方の参考になればと思います。

 

【龍の国ってどういうゲーム?】

龍の国はルーンファクトリーというシリーズものの最新作で、アクションRPG+町づくりという2つのジャンルが楽しめるゲームです。

ルーンファクトリーが元々、牧場物語から派生したゲームなので牧場物語アクションRPG要素が加わったゲームといった方がイメージしやすいかもしれません。

個人的にはゼルダの伝説とマインクラフトを足して2で割ったようなイメージです。

 

【◎良かったところ】

農作物や建物などを作成して里が発展していくのが楽しい。

このゲームは主に農作物を作って出荷を繰り返してお金を稼ぐんですが、その過程で里が発展していくのが楽しいです。

少しずつ生産できる野菜や果物の種類が増えていったり建てられる建物が増えていったり里の人口が増えていったりとできることが増えていき、それにつれて収入も増えていきます。

街づくりシミュレーションゲームが好きな人はこれだけでも楽しめると思います。

里のレベルが上がると里の住人の上限が増えたり建てられる施設の数が増えたりメリットが沢山あります。

ちなみに水着は里のレベルとは関係ありません。

 

イベントのフラグが表示される。

個人的な印象なんですが、ルーンファクトリーシリーズはほぼフラグが表示されずイベントを発生させるのもストーリーを進めるのさえ攻略サイト必須というイメージで結構プレイヤーに丸投げなイメージでした。

それが今作はいつでもイベントフラグを確認できるので迷うことがありません。

これまでプレイしたルーンファクトリーシリーズはストーリーをクリアしたことありませんでしたが、今作はこのおかげで初めてストーリーをクリアできました。

迷ってもやることが表示されるので安心です。

 

まぁこれを見ても分かりにくいところはあるんですけどね。そういう場合は攻略サイトを見ましょう。

 

(今のところ)致命的なバグがない。

僕がこれまでルーンファクトリーシリーズをクリアできなかったのはフラグが表示されないのもあるんですが、それ以上にバグが多すぎてクリアできませんでした。

イベントのフラグが発生しなくなって進めなくなったり、フリーズ連発したりと「もうやめた」となるバグがお決まりでした。(個人的なイメージです)

それが今作では今のところ致命的なバグは発生せずクリアできました。

これだけでもこのシリーズはかなりの進歩と言えます。

進行不能になることなくクリアできました。

 

畑仕事やクラフト中は時間が止まる。

里が発展していくにつれて畑が広くなっていったり色んなお店を建てられるようになったりしてやることが多くなってきます。

そうすると時間が足りなくなってくるんですが、種まきや水やりや建物の配置中などは時間の経過が止まります。

このゲームは農耕したり建物を建設したり冒険したり主要キャラと交友を深めたりと、とにかくやることが多くて忙しいので畑仕事やクラフト中に時間が止まるのは本当にありがたいです。

綺麗な畑を作ろうと頭を悩ませている間に時間が過ぎてくなんてことがありません。

 

ストーリーがちゃんとある。

これも個人的なイメージなんですが、ルーンファクトリーシリーズってあまりしっかりしたストーリーはありませんでした。

それが今回の龍の国では里の神々を復活させ世界を救うという明確な目標があります。

このおかげで飽きることなくストーリーを進めることができました。

世界を救うという最もベタなストーリーですが分かりやすくて良い。

 

記憶喪失の主人公が徐々に色々思い出すのもベタだけど良い。

 

【×気になったところ】

イベント中の会話が長い。

絆や恋愛要素のあるゲームなので仕方ないんですが、イベント中の会話がとにかく長いです。

そこをじっくり見たい人は嬉しいかもしれませんが、興味ない人はダルく感じると思います。

一応スキップはできるので安心してください。

興味のないイベントはさっさとスキップした方が良いです。

 

里人がポンコツすぎるので完璧主義な人は向かない。

序盤は出来ることや行ける場所が少ないので畑の管理や資材の採集などは自分1人でできるんですが、中盤あたりからストーリー進行に時間を使うようになり他の仕事は里の住人(里人)に任せることが多くなります。

ただこの里人たちはとにかくポンコツなので農作物の採集漏れ、農作物への水やり漏れ、空いてる畑への種まき漏れなどが頻発します。

なので最初に自分がどれだけ綺麗な畑を作っても絶対に途中からバラバラな畑になってしまいます。

そういうのが我慢できない完璧主義な人は、里人へイライラしたり自分1人でやろうとして忙しすぎたりしてストレスが爆発する可能性があります。

ある程度割り切れる人以外は買わない方が良いと思います。

水撒きの前に収穫と種まきしてよ・・・

 

道具の一括移動ができない

このシリーズは色んな素材、料理、装備品、道具などアイテムがとにかく無数にあります。

なので持ち物袋に入れていても使い道のない素材を整理箱に移したり回復アイテムの料理を整理箱から持ち物袋に移したりすることが結構あるんですが、複数のアイテムをまとめて移動させることができません。

例えば木材と石材と薬草を持ち物袋から整理箱に移す場合、木材と石材と薬草を選んで「整理箱へ移動」のようなコマンドがないので1つ1つ移動させるしかありません・・・

これはかなり不便でした。

さすがに今後のアプデで改善してほしいです。

Yボタンで移動させるか

Aボタンで選んで移動させるか。どちらにせよまとめて選んで移動はできません。なぜ?

 

畑を耕すのではなく「パネル」で拡げていくシステムなので畑の素材がないと拡張できない。

僕の記憶ではルーンファクトリーシリーズは鍬さえあれば畑を耕せたんですが、今作は畑のパネルを作成して配置しないと何も植えられません。

しかも畑のパネルを作成するのに必要な素材が集まりにくいので、なかなか畑を拡げることができません。

これかなり面倒臭かったです。

その鍬は何のためにあるんだ。

 

「置物」を大量に設置しないと里がレベルアップしない。

里をレベルアップさせるためには農作物をたくさん作って出荷したり家や店を建てたりしないといけないんですが、ストーリーが進むにつれそれ以外にも「置物」を設置しないと里のレベルが上がらなくなります。

置物の中には主人公のステータスをガツンと上げてくれるものもあるんですが大半は微々たる効果のものばかりですし、里の外観と合わないものも多いです。

そして後半は配置が面倒臭くなって里の一部が粗大ゴミ置き場のようになってしまいます。

建物や置物の配置を整えたりするのが好きな人は楽しめるかもしれませんが、配置や並びよりゲーム自体を楽しみたい人は面倒に感じると思います。

置物はエリアの一部に集中させた方が作業効率は良くなります。

 

恋人になれないキャラがいる。

このゲームには恋愛要素があるんですが恋人になれる相手となれない相手がいます。

同性でも恋人になれるキャラがいるのに異性なのに恋人になれないキャラもいます。

くだらない配慮をするぐらいだったら恋人になれる異性を増やしてほしかったです。

ヤチヨさんやザザさんとも恋人になりたかった・・・

可愛くておしとやかでムチプリのうららかさんが本命ではあるんだけど・・・

どんぎつね丸パクリのヤチヨさんや

なんかエロそうなザザさんとも恋愛したかった・・・

 

ちょっとロードが気になるところがある。

同じ里内のワープであれば一瞬なんですが、里を跨いでワープをすると必ず少し長めのロードが入ります。(Switch版)

後半は上空の島と地上の里を頻繁に行ったり来たりするのでちょっと気になりました。

別の里へワープするとちょっとロードが入ります。

 

【まとめ。アクションも街づくりも恋愛も楽しめてバグもないかなりの良作。余程の完璧主義じゃない限りおすすめのソフトです】

ということで「龍の国 ルーンファクトリー」のクリア後レビューでした。

なんかいつも通り気になったところがかなり多くなりましたが、全体を通してみるとかなりオススメです。

バトル部分もジャスト回避からの連続攻撃や「神がかりの舞」のような超必殺技があって爽快感がありますし、農耕も里が発展していくと収入がどんどん増えていくのが楽しいですし、時間があっという間に過ぎてしまいます。

里が発展することで自分も強くなったり冒険を進めることで里でできることも増えたりして、アクション部分とシミュレーション部分の片方が進むともう片方に良い影響があるのもハマってしまう要因ですね。

ちょっと忙しすぎて1日1日を完璧に過ごしたいという人はストレスが溜まるかもしれませんが、今日はこれ明日はこれと色々割り切って考えられる人は楽しめると思います。

 

気になっている方は購入してみてはいかがですか?