SAKU39のブログ

初心者サラリーマンブロガー。ゲーム、サッカー、趣味、保険などのことをダラダラ書いています。

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをクリアしたので今更レビュー。神ゲーと呼ばれた前作を超える自由度の高さとボリュームに驚きました。Switchを持っているなら買うべきゲームです。

「Switchを持っているなら絶対にやるべきゲームと言えば?」

と聞かれたら何と答えますか?

 

たぶんちょっと前にアンケートをとったら1位は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」だったと思います。

しかし先日、このランキングをひっくり返すかもしれないソフトが発売されました。

 

それがこちら

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの続編です。

まぁ興味のある人はすでに購入してクリア済みだと思いますが、僕も先日クリアしたので今更ながら良かったところ気になったところなどレビューしようと思います。

 

もしかするとタイミングを逃して買いそびれた人や、夏休みにじっくり遊ぶソフトを探している人がいるかもしれないので。

個人的にはレビューするまでもなく「買い」だと思いますが一応、参考になればと思います。

 

 

ゼルダの伝説シリーズについては超メジャータイトルなので割愛。

調べれば山ほど出てきます。

 

【◎良かったところ】

前作を超える自由度。世界が上下に広がり更に探索できる範囲が広がった。

前作ブレスオブザワイルドは決まった攻略ルートがなく好きな順番で攻略できたり、途中を全部すっ飛ばしていきなりラスボスを倒せたり、崖を登ったり川を泳いだり木を切ったり馬に乗ったり料理をしたりと、とにかく自由度が高く適当にぶらぶら歩くだけでも楽しいゲームでした。

今作は同じくらい自由度が高い上に、タイヤや大砲や扇風機やハンドルなどをプラモデルのように自由に組み立てられるウルトラハンドが登場します。

これで車を作って移動することもできますし、水上バイクで水の上を走ることもできますし、グライダーで空を飛ぶこともできますし、敵を駆逐する兵器さえも作ることができるなど、できることが更に増えています。

また前作にはなかった空の上のフィールドと地底のフィールドがあり、探索できる場所が格段に増えました。

寄り道せずにクリアするのが勿体ないくらい、遊びの幅が広がっています。

 

空に浮かぶ島もあれば

 

不気味な地底もあります。

世界は広い!

 

感動的なストーリー。今まで見えていたものやサブタイトルの意味がわかったときの衝撃。

前作もなんですがたまに「ストーリーがない」という批判を見かけますが、じっくり遊べばそんなことはありません。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが今作も心が震えるストーリーになっています。

最速クリアを目指しているとかじゃないならば、クリア前にメインチャレンジの「龍の泪」はコンプリートすることをおすすめします。

 

ウルトラハンドで色々作るのが楽しい。

上にも書きましたが、今作では物と物をくっつけて乗り物や兵器を作ることができるウルトラハンドが登場します。

大砲付きの車や空飛ぶグライダー、ふわふわ上昇する気球などアイディア次第で色々作れるのでこれを考えるだけでもワクワクします。

また、決まったアイテムだけでなく武器や丸太など色んな物が使えるので創作物はバリエーションがかなり豊富です。

かと言って何でもかんでもくっつければ良いというわけではなく、ウルトラハンドで作った物はバッテリー駆動なのであれこれくっつけすぎると極端に燃費が悪くなるなど、ちゃんとバランスがとられています。

正直、操作性はアレですがレゴやマイクラやプラモデルが好きな方はハマると思います。

定番の自動車。

丸太で作った水上バイク

 

気球。

ネットで探せばロボットや自動捕獲装置など色々出てきます。

 

矢が手に入りやすくなった。

前作をプレイした人は弓矢の矢が足りず苦労したんじゃないでしょうか?

このゲームでは遠くの敵を狙ったりギミックを動かしたり食糧になる動物を狩ったりと、弓矢を頻繁に使います。

ただ前作は矢の入手性が非常に悪く、常に節約を意識しないといけませんでした。

今作は矢が1種類になったこともあり中盤あたりからかなり入手しやすくなっています。

これによりストレスがかなり減りました。

(マクルキサの祠で赤い月の度に10本か20本手に入りますし、矢を放つボコブリンを倒すと高確率で5本セットを落とします。中盤あたりからはイワロック討伐→鉱石を売ったお金で矢を買い漁れば矢に困ることはなくなると思います)

終盤は買い漁ったりライネルを倒しまくったりして何百本も手に入ります。

 

魔物の種類やバリエーションが増えた。

前作の不満点として敵の種類が少ないとよく言われていましたが、今作では雑魚や中ボスの種類が増えました。

鎧を着たボコブリンがいたり、天井に貼り付いている魔物がいたり、魔物が木に紛れていたり、バリエーションが豊富で歯応えがありました。

 

天井から攻撃してくる魔物は矢で攻撃して地面に落としましょう。

 

森を歩いていると急に木の魔物が動いてビックリすることがあります。

 

キングギドラのような中ボスも追加されました。

ライネルと同じでゲームクリアには何も関係ありません。

 

祠が簡単になった。(ジャイロ機能を使う祠が減った)

これは個人的な感想かもしれませんが、祠の難易度が前作より易しくなっている気がします。

前作はSwitchのジャイロ機能を使うギミックが多く両腕を捻ったり体を傾けたりしながらクリアした思い出がありますが、今作はどちらかと言うと頭を使うギミックが多いです。

正直ジャイロを使うギミックはかなりストレスだったので減ったのは嬉しかったです。

とは言え難しい祠もありました・・・

 

【×気になったところ】

まぁ、もちろん気になったところもあります・・・

今作も武器、弓、盾の修理(耐久度の回復)ができない。

前作で賛否両論だった武器などが「壊れる」という仕様は今作も継続です。

個人的にそれは全然良いんですが、壊れそうな武器や盾を修理して耐久度を回復できるようにしてほしかったです。

せっかく強い追加効果の付いた武器を手に入れてレアな素材をスクラビルドしても、壊れたら消滅してしまうので勿体なくて使えないんですよね。

一応、魔物の岩オクタに吸わせて倒すという方法で修理できるんですがバグ技っぽいですしちょっとねぇ・・・

「ダイヤモンド10個と白銀ライネルの刃角1個で修理可能」ぐらいのコストで良いのでDLCで実装してくれませんかね?

壊れた武器はもう戻らない・・・

 

雨や雷雨をやり過ごせない。

このゲームには天候の変化があり雨だと壁や崖が登りにくくなり、雷雨だと金属が含まれる装備に雷が落ちるというデメリットが発生します。

なので雨や雷雨になったら天気が回復するまで待つしかありません。

適当にぶらぶらしているようなどうでも良い状況であれば自宅や馬宿にワープして火の近くで時間を潰すか寝れば良いんですが、特定の目的地に向かっていて同じ場所に戻ってくるのがなかなか大変な状況のときが本当に困ります。

焚き火で時間を潰そうと思っても雨や雷雨だと薪が濡れて火が着きません。

雷は金属が含まれない装備に変えるか装備を外せばなんとかなりますが、崖や壁を登るところは濡れたらどうしようもありません。

運よく洞窟やトーレルーフが使える場所があれば良いんですが、なければその場で待つか諦めて他の場所に行くしかありません。

ソロキャンプが流行っているんだし一人用テントで時間を潰すとかあっても良かったんじゃないかなぁ・・・と思います。

一応、濡れても滑らない装備というのもありますが入手がちょっと面倒なんですよねぇ・・・

雨が止むのを待つしかない・・・

 

自分の家で出来ることが少ない。

前作に続きマイホームを購入することができるんですが、あまりメリットがありません・・・

無料で寝られたり馬を保管したりできるんですが、このゲームは無限にワープができるのであまりメリットを感じません。

武器や弓、盾を飾って保管もできますがそれぞれ3個までですし、それぞれの保管場所を増やすのも限界があります。

もっと武器などを収納できる保管庫や、武器を修理できる鍛冶場、農作物や家畜や魚を育てられる畑や水槽などがあれば良かったのになぁ・・・と思いました。

一応、一部の農作物はハテノ村でイベントクリアすれば育てられますが、そこまで行くのが面倒なんですよね。

せっかくのマイホームもできることが少ない・・・

花壇はあるけど何も育てられません。

 

水槽はあるけどハイラルバスを入れても浮かぶだけ。

 

自分の家に武器などの保管庫がほしかった。

上にも書きましたがせめて武器、弓、盾の保管庫はほしかったです。

お気に入りの武器やレアな武器などは使いたくないけど保管もできないので、どんどん所持枠を埋めるだけになります。

大事な武器などは保管庫に貯めておいてガノンドロフ討伐に向かうときに総動員とか、地底探索用に星のかけらをスクラビルドした盾と大量のたいまつを保管しておくとか、そういうことができません。

まぁコログのメリットが薄くなるからかもしれませんが、10,000ルピーぐらいで自宅に保管庫を作れたら良いのに・・・と思います。

武器も弓も盾も飾れるのは3個。
部屋を増やしても限界があります・・・

 

料理をまとめて作れない。

これも前作から結構不満点として言われていたと思いますが改善されませんでした。

料理メモ(レシピ)から料理を選べるので素材を選ぶ手間は省けるようになりましたが、それでも毎回料理メモを選んで調理の演出を見ないといけません。

ダルいっす・・・

素材やレシピを選んだあとに「いくつ作りますか?」って聞いてくれればいいじゃん・・・

材料5個は自動で持ってくれるんですけどね・・・

作るのは1つずつです。

 

賢者が視界を邪魔したり必要なときに近くに来なかったり・・・

リンクを援護しガノンドロフ討伐に協力してくれる頼もしい賢者たちなんですが矢で照準を合わせているときに視界を遮ったり、能力を使いたいときに限って近くに来てくれなかったり、結構ストレスを感じることがあります。

視界に被ったら透明になるとか、口笛を吹いたらリンクとおしくらまんじゅうするぐらいの距離に集まるとか、してほしかったです。

奥に敵がいるのに見えません・・・

 

地底が暗すぎる

今回は地上以外にも空の上と地底を探索できるんですが、地底が暗すぎます。

そこを明るくしながら開拓していくのが醍醐味なんですが、暗すぎて目の前が壁なのか道なのかさえも分かりません・・・

アカリバナの種というアイテムを投げたり矢で飛ばせば明るくなるんですが、ちょっと面倒なんですよね・・・

さすがにもう少し薄暗い感じで良かったんじゃないかと思います。

暗すぎる・・・

自由度が高い分、何をすれば良いのか分からない人もいるかも

これはオープンワールドのゲームでよく言われることなんですが、自由度が高すぎて何をすれば良いのか分からなくて投げ出す人もいるんじゃないかと思いました。

地上に降りたらざっくり「北西の村に行け」と「南の深穴を調べろ」ぐらいしか言われないので。

好きに冒険するのが1番楽しいゲームなんですが、明確な指示や目的地がないと迷うという方は合わないかもしれません。

 

【これから始める人へ冒険のアドバイス

まぁ稀だと思いますがこれからこのゲームを始めるという人へ簡単なアドバイスでも書いておきます。

ガッツリ攻略方法を知りたい方は攻略サイトをご覧ください。

 

とにかく物を拾え!序盤から色々拾い集めておくと後々楽できます。

このゲームは敵を倒しても動物を狩っても木や草を刈っても何かしらの素材が落ちます。

とにかく何でも拾っておきましょう。

食料であれば料理や薬を作ることで冒険が楽になりますし、その他の素材は服装の強化に必要だったりスクラビルドに使って攻撃力や耐久力を上げたりできます。

たまに依頼で「〇〇を〇個持ってきて」みたいなことを言われることがあります。

その都度、素材を探しに行くのはかなり面倒なので序盤から拾えるもんは拾っておきましょう。

草を刈ったらガンバリバッタが飛び出てきました。
捕獲!

 

武器にはとりあえず何かをスクラビルド。

今作は設定上、武器が弱かったり壊れやすかったりします。

なのでそのまま使うよりも何かをスクラビルドしておくことで攻撃力と耐久力を上げることができます。

くっつけた素材は外すと消滅してしまうのでレアな素材は勿体ないですが、ボコブリンのようなザコの牙や角など大量に手に入る素材はとりあえず付けておいた方が良いと思います。

Yボタンでスクラビルド攻撃力順に並べて、大量に手に入る素材をくっつけておきましょう。

 

まずは鳥望台(塔)を探してピン留めして向かう→鳥望台で飛んで祠を探してリンクを強化、を繰り返す。ぶらぶらするのは体力と頑張りゲージをある程度強化してからの方が良い。

いきなり放り出されて何をすればいいのか分からない、という人はとりあえず遠くに見える鳥望台(塔)を目指しましょう。

鳥望台から飛べば周辺のマップが判明しますし、近くの祠を発見できるはずです。

祠を4つクリアすればリンクの体力か頑張りゲージを増やせます。

まずはこれを繰り返してマップを完成させつつリンクを強化していきましょう。

そうすればある程度冒険の目的が分かってくると思いますし、ワープポイントが各地にできて冒険が楽になりますし、リンクが強化されてゲームオーバーになりにくくなります。

未開の地を探索するのは、ある程度リンクを強化してからじゃないと敵の不意打ちでゲームオーバーになったりしてストレスが溜まると思います。

遠くに光って見えるのが鳥望台です。

まずは地道に1つずつ開放していきましょう。

 

料理しまくってガンガン食べよう。

このゲームの主な回復手段は料理です。

素材のまま食べるより料理した方が回復量が上がるので、ガンガン料理してストックしておきましょう。

おすすめは肉を使った体力回復料理と、ガンバリバッタ4匹とボコブリンの角1個で作れる「がんばり薬」です。

これらを大量に持っておくとだいたいのピンチは切り抜けられると思います。

がんばり薬は大量に持っておくと安心です。

最初から適当に草を刈りながらガンバリバッタを集めていればたくさん作れます。

 

ジャスト回避は必須テクニック。

最初のうちはどんな敵もYボタン連打で倒せますが、後半になるとそんな攻撃は当たってくれなくなります。

ジャスト回避からのラッシュ攻撃が必須になってきます。

序盤の敵が弱いうちからジャスト回避の練習をしておきましょう。

敵が攻撃してくるタイミングで「ZL押しっぱなしで注目→Lスティックを倒しつつXボタン」です。

華麗にかわしてラッシュを決めろ!!

 

失敗すると大ダメージを受けます。

ザコで練習しておきましょう。

 

【個人的なおすすめ装備】

忍び装備シリーズ

防御力は低めですが静かさがアップする装備シリーズです。

静かさがアップすることで存在を気付かれにくくなり、敵を不意討ちしやすくなりますし動物や昆虫など生き物系の素材も集めやすくなります。

戦闘も素材集めも楽になる一石二鳥な装備です。

カカリコ村で購入するときは先にミニチャレンジの「病は瘴気から」をクリアすれば値段が下がります。

高いまま購入してもあとから差額は戻ってきますのでご安心を。

特に動物を狩ったり生き物系の素材の採取に役立ちます。

見た目も好きです。

 

鬼神装備シリーズ

こちらは攻撃力が上がる装備シリーズです。

全て揃えると攻撃力が1.5倍になり強敵との戦闘がかなり楽になります。

ただ入手難易度が高く、最終強化までの難易度となると超高いです・・・

それだけの効果があるということなんですけどね。

同じ効果を持つ装備で蛮族装備シリーズというものもありますが、個人的に鬼神装備シリーズの方が見た目が好きなのでこちらをおすすめにしました。

ちなみにこの装備を最大まで強化すると料理での攻撃力アップ効果は意味がなくなるようです。(攻撃力アップは最大1.5倍までらしいです)

単純に強い。
装備の色を変えられないのが残念・・・

 

【まとめ。不満点をいくつも書きましたがそんなの気にならないぐらいの神ゲーです。Switchを持っているなら買うべき。前作を未プレイの方はそちらから始めることをおすすめします】

ということで本当に今更のレビューでした。

「そんなの知ってるしどのサイトにも書いてあるわ!!」という内容ばかりだったと思いますが、それでも書きたくなるぐらいの神ゲーでした。

 

正直、細かい不満点や要望はもっとあったりするんですがそれでも毎日没頭できるぐらいよくできたゲームでした。

最初は祠を地道にクリアして、ある程度リンクが強くなったら適当にぶらぶらしながら前作との違いを楽しみつつエピソードチャレンジやミニチャレンジをクリアして、全体のマップが解放されたら4賢者を仲間にして、その次にマスターソードを復活させて、そのあとに地底の探索に本腰を入れて・・・と、とにかく堪能しました。

これでもまだやり残していることが沢山ありますから、ボリュームは本当にハンパないです。

ゼルダにまつわるエピソードも感動もので、さすがゼルダの伝説だなぁと思わせてくれました。

本気で「今すぐガノンドロフをぶっ倒さないと!!」と思いましたし。

 

前作が合わなかった人は今作も合わないと思いますが、前作にハマった人で今作未プレイの人は絶対に買うべきだと思います。

前作未プレイの人もSwitchを持っているならば絶対にプレイすべきだと思いますが、前作未プレイの人は前作から遊ぶことをおすすめします。

今作の方がマップも広く操作性も良いので今作を遊び尽くしたあと前作をプレイすると「あれ?」ってなると思います。

なので両方買って前作から遊びましょう。

 

前作の超高いハードルを越えてきたゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムですが、これからエキスパンションパスが発売されると思います。

まだまだ遊べそうです。

 

【おまけ。ネタバレあり!!龍の泪を動画にまとめてみました】

ティアーズオブザキングダム 龍の泪&エンディング

www.youtube.com

 

ブレスオブザワイルド ウツシエの記憶&エンディング

www.youtube.com

 

ブレスオブザワイルド&ティアーズオティアーズオブザキングダム エンディング

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