今年は偉大な方がたくさん亡くなったような気がしますが、ワカンダの王ブラックパンサーも亡くなりました。
最初はアベンジャーズの脇を固めるちょい役としか思っていなかったんですが、自粛期間に単独映画「ブラックパンサー」を観てから好きなキャラになりました。
まぁ明らかにビッグ3+ハルクに次ぐぐらいの強さで表現されていましたし、国王としての風格や気品、立ち振る舞いが他のヒーロー達とは一味違ってカッコよかったです。
もうチャドウィック・ボーズマンの新しいブラックパンサーを観ることはできないと思うとどうしても欲しくなり、フィギュアを購入しました。
本当はフィギュアーツの素顔付きの方が欲しかったんですが、限定販売でプレミア価格になっていたのでMAFEXのブラックパンサーを購入。
開封レビューやポージング、感想など。
【開封レビュー】
箱
箱はこんな感じです。
フィギュアーツと比べるとポップな感じで、サイズは無駄に大きいです。
裏はこんな感じです。
中はこんな感じ。
主に己の肉体のみで戦うので付属パーツは少なめです。
個人的にはパーツとパーツの間をもう少し狭くして箱をコンパクトにして欲しかったです。
一応、フィギュアスタンドが付いていますが今回は使いません。
付属パーツ
チャドウィック・ボーズマンの素顔パーツが付いています。
MAFEXにした最大の理由はこれが付属しているからです。
髪と背景が同化していますね・・・
付属のブラックパンサーマスクです。
デフォルトがブラックパンサーになっているので「マスクが2つ入ってるじゃん」と思ったんですが、こちらは目の部分が開いているバージョンでした。
細かいところのこだわりが凄いですが、必要かと言われると微妙です。
手の付属パーツです。
デフォルトの握り拳以外に上から大きく開いた手、軽く開いた手、引っ掻くような手、武器を握る手です。
これもこだわりが感じられますね。
付属の武器です。
エムバクとの決闘シーン以外で使っているイメージはないです。
ブラックパンサースーツとは絶望的に合わないので使わない人が多いと思います・・・
こんな感じに刃と柄の部分が分離できるので手に持たせられます。
【ポージング】
立たせるとこんな感じです。
カッコいいんですが少し手が長すぎる気がします。
黒豹がイメージだからですかね?
上半身です。
スーツ越しの筋肉がいい感じに表現されています。
ただ肩と胴の間のせり出す部分の可動域が右と左で差がありました。
よく見ると1つ上の画像の立ち姿でもわかるんですが、右肩があまり出てこないので違和感があります・・・
そういう仕様なのかもしれませんし個体差かもしれませんが、もう少し丁寧に作ってほしかったです・・・
上半身を後ろから。
広背筋も逞しいですね。
下半身です。
かなり丁寧に再現されていると思います。
ただ足の部分がフィギュアーツと違ってダイキャストという金属製ではないので自立させるのが難しいです。
下半身を後ろから。
スーツの質感やダメージエネルギーが貯まる部分のラインなどかなり精巧だと思います。
ワカンダ フォーエバー!!
ブラックパンサーと言えばよく車の上に張り付いているイメージです。
腕立て伏せにも見えます。
マスクを取るティ・チャラ。
【感想】
今回はMAFEX版のブラックパンサーを買いましたが正直、評価が難しいフィギュアでした。
造形としてはかなり精巧に再現されていますしチャドウィック・ボーズマンの顔も付いているので文句のない出来だと思います。
ただ実際に触ってみると各パーツの質感や関節部分の丈夫さがフィギュアーツと比べるとチープな感じで安っぽいです。
ブラックパンサー好きならおすすめですが、1体のフィギュアとしてこれまでのフィギュアと比べるならおすすめしない、そんな印象です。
それでもMAFEXのいいところは、フィギュアーツとサイズ感が合うところです。
フィギュアーツのアイアンマン マーク85と並べても違和感がありません。
気になる点はありますがブラックパンサーのフィギュアは種類が少ないですので、アベンジャーズのフィギュアを集めていて素顔付きのブラックパンサーが欲しい方は早めにゲットしましょう。
エネルギーが貯まってスーツのラインが紫色に光っているバージョンも発売してほしいですね。