今日はサッカーW杯のアジア最終予選、日本代表VSオーストラリア代表の試合でした。
かなり崖っぷちに追い込まれている日本代表。
森保監督の解任を求める声が大きくなっています。
メンバーが少し変わり内容どうこうは置いておいて必ず勝たなければいけない試合でしたが、どんな試合だったのでしょうか。
個人的な採点です。
採点
日本代表 2-1 オーストラリア代表
6.0が及第点です。
【GK】
権田 6.0
あまり危険なシュートは飛んでこなかった印象ですが、前半40分に至近距離のシュートに反応しゴールを守りました。
FKは距離が近かったのと相手のキックが上手かったのもありますが、壁のない方を抜かれたのはちょっと・・・という感じです。
最後のクロスへの飛び出しはイチかバチかな感じでしたがよくキャッチしてくれました。
【DF】
長友 6.5
3ボランチのフォローがあったとはいえ年齢を感じさせない運動量でアップダウンを繰り返し、ゴールには繋がりませんでしたが惜しいクロスを何度も上げていました。
守備面でも体格差の不利はありましたが粘り強く守っていました。
冨安 6.5
さすがに高さでは負けるシーンもありましたが、相変わらずの冷静さと安定感でしっかり守っていました。
吉田 6.0
守備では無難に守っていましたがパスのズレが気になりました。
長友に出したロングパスがカットされてカウンターを食らうシーンが何回かあったり、ショートパスが後方にズレて繋ぎのリズムが崩れたり、バックパスが弱かったり・・・
勝てたから良かったですが修正してほしいです。
それでも決勝点に繋がった浅野へのパスは見事でした。
酒井 6.0
左の長友が攻撃するシーンが多かったので攻撃は抑え気味でした。
守備は安定していたと思います。
【MF】
遠藤 7.0
デュエル王の本領発揮していました。
オーストラリアのボールを何度も奪取し身体を張ったブロックだけでなく、攻撃時も決定機に繋がるパスもありました。
守田 6.5
前半はバランサー的な役割であまり目立ちませんでしたが、後半は積極的に攻撃に絡みチャンスを作っていました。
失点に繋がったファウルは足を出すか引っ込めるか判断が難しかったと思います。
足を出さなかったらそのままシュートを決められていたかもしれませんし。
田中 7.0 MOM
ゲームの組み立て、先制点と1番目立っていたと思います。
後半はスタミナ切れなのか作戦なのか、守田と役割をチェンジしたような印象でしたがスタメン奪取に成功したと思います。
【FW】
南野 6.0
田中へのアシスト、前半終了間際の惜しいシュートなど良いプレーもあったんですが攻撃で目立つシーンは少なかった印象です。
もう少し中央よりでプレーしたいんじゃないかと思いますが、チームスポーツなので今のポジションでまたゴールを量産してほしいです。
伊東 6.0
持ち味のスピードで何度も仕掛け、オーストラリアにとってはかなり厄介な選手だったと思います。
ただクロスもシュートも相変わらず最後の精度がイマイチです・・・
大迫 6.0
前回よりは良かったんですが、やはり決めるべきところで決めてくれていた頃と比べると物足りません。
今日はポストプレーよりもクロスに合わせるシーンが多かったので、それだったら先発は古橋の方が良かったんじゃないか・・・と思いました。
【SUB】
古橋 6.0
ワントップでの途中出場でしたが、あまり目立つプレーはありませんでした。
ただ決勝点に繋がった浅野のシュートにしっかり詰めていたのでオウンゴールを誘発できましたし、これからもゴールに向かうプレーを継続してほしいです。
浅野 6.5
結果的にオウンゴールにはなりましたがナイストラップからのナイスシュートでした。
浅野のスピードは先発より途中出場の方が活きますね。
柴崎 ー
時間なし。
中山 ー
時間なし。
【まとめ】
今日は田中、守田と新しい選手と4123という新しいシステムが上手くハマった印象でした。
サウジアラビア戦までのチームの停滞感が払拭され、選手たちが生き生きとプレーしていたように見えました。
遠藤、田中、守田の3ボランチというか3センターハーフが阿吽の呼吸でポジションを入れ替えたり、サイドバックが高い位置を取れるようにフォローしたり、前線へ飛び出したり、かなり効いていたと思います。
今日のシステムをベースにしてワントップを古橋とオナイウで、2列目の両サイドを南野、伊東、鎌田、久保、堂安でスタメンを争うのが良いと思います。
とはいえ相変わらず森保監督の交代は遅いと思いますし、同点の後半35分過ぎに柴崎と中山投入は意味が分かりませんでした。
とりあえず勝ちましたがまだW杯出場確定の2位以内には入っていないので、これからも厳しい戦いが続きます。
森保監督続投なのかな・・・