前回はエメルソンが加入しJ2で3位ながら昇格を決めるという1年間でした。
今回は内村ロアッソがJ1に初挑戦です。
【ロアッソ熊本3年目】
契約更改
今回も契約更改から始まります。
エメルソン、アブリシオという将来チームの柱になるであろう外国人選手と堅守を支えた守備陣が更改です。
J1昇格を決めたことでスポンサーの枠が増え少しだけお金に余裕ができたので主力選手たちは次々と更改。
しかしDFラインの要、高橋は現状の800万円から4倍となる3,200万円を提示したのに首を縦に振らず交渉は決裂。
ってことで3年目も少数精鋭のこの13人でスタートすることに。
戦力補強を試みるも慢性的な資金不足で次々と破談に。負傷者続出のアクシデントもあり急遽ユース選手を昇格させる。
J1昇格の効果なのか有力選手が未所属選手一覧にチラホラ出てきました。
しかしこのレベルの選手を獲得するのに全財産9,000万円では厳しい・・・
ゴン中山も登場。
どうしても獲りたかったんですが、ない袖は振れず・・・
喧嘩別れしてしまいます。
桑原と稲葉がまたもU-23代表候補に選出され人数がギリギリに。
2月のプレシーズンマッチは苦肉の策で乗り切ります。
しかしここにきて少数精鋭を内村プロデューサーのスパルタ指導で鍛え上げてきたロアッソに、そのシワ寄せが来てしまいます。
養父と・・・
サンギネッティが相次いで負傷・・・
まぁ2シーズンほぼフル出場に合宿組みまくりだとそうなるよなぁ・・・
ウッチャン「ケガをしたけどしてないぜ、火傷したけどしてないぜ、鼻血出たけど出てないぜ♪ってな」
2月の最後にはジャパンスーパーカップ(現実でいうゼロックススーパーカップ)が開催。
たぶん浦和レッズがJ1とニューイヤーカップの2冠を達成したからニューイヤーカップ準優勝のロアッソに出場の権利が回ってきたんだと思います。
1試合勝つだけで賞金8,000万円はおいしいです。
3月に入るとユースから格安で昇格させた三村と川口が合流。
ユース上がりの選手たちは数合わせでしかありませんが、この15人でJ1を戦います。
ウッチャン「三村の車に隠しカメラ仕掛けといて」
ついにJ1が開幕
ついに内村ロアッソのJ1開幕戦。
ウッチャン「お前たちはダメだ!!J2の3位ぐらいで満足したようなツラしやがって!!そんなんだからあいのりに勝てないんだよ!!」
今年も恒例、内村監督のダメ出しからスタートです。
開幕戦の相手はこの半年で3、4回対戦している浦和レッズです。
たぶん昨年のディフェンディングチャンピオン。
ケガ人も癒え内村ロアッソはベストメンバー。
高橋が抜けたCBに氷沼が入った以外は去年と同じです。
せっかくなので浦和レッズのメンバーも。
強かったころのメンバーって感じですね。
試合は浦和が押し気味に進めます。
エースの興梠が抜け出した!
フリーでシュート!
ゴール!!
Jリーグのレジェンド興梠、開幕戦でゴールを決めるあたりは流石です。
なかなか追い付けないロアッソ。
後半、内村監督必殺の3枚替え。
しかし得点を奪えずホームで黒星発進です。
スタッツは点差以上にボロ負け。
J1のレベルを思い知らされました・・・
と思ったらその後は意外と健闘するロアッソ。
浦和に負けた後は2勝1分けとJ1でも通用することを証明します。
新しいヘッドコーチが就任。J1でロアッソ旋風を巻き起こす!
しかし試合内容に納得していない内村監督。
運命的なコーチに出会います。
ロアッソと同じ442を得意とし世界レベルの采配力、ジャイアントキリングが得意とJ1に上がったばかりで資金力に乏しい内村ロアッソにうってつけの人物。
大本剛が新しいヘッドコーチに就任しました。
ウッチャン「みんな、実は昨日までコーチをしてくれてたデル・アモはサッカー経験なんてない素人だったんだ。さすがにJ1でそれはマズいだろうと思って新しいコーチを雇ったから」
選手たち「え!?」
大本コーチが就任して最初の試合。
相手はJ1の強豪横浜F・マリノスです。
大本コーチが選手たちに声を掛けます。
モチベーターとしても優秀な大本コーチ。
選手たちの士気が高まります。
その後、全く同じことを伝える内村監督。
選手たち「それさっき大本コーチが全く同じこと言いましたよ」
ウッチャン「だってカッコ良かったんだもん。言いたくなっちゃった」
コーチの言葉で士気を高め、監督の言葉でリラックスしたロアッソはアウェーでマリノスに快勝!
5月には首位争いをするぐらいまで順位を上げます。
チームの認知度も上がり、気付いたら熊本ヴォルターズの様子見ついでに前園さんが顔を出すようになりました。
中断前の浦和レッズとの2戦目を引き分け、3位で折り返しです。
J2の3位で上がってきた地方のチームがJ1で優勝戦線に絡むという異常事態にロアッソファンが急増。
くまモンよりロアッソくんの方がカワイイと有名になり熊本の顔に。
J1再開後も大本コーチのおかげか格上チームを次々と撃破する内村ロアッソ。
残り4試合でこのような順位表。
浦和レッズが異次元の攻撃力で首位を独走しています。
優勝は絶望的ですが2位は死守したいところ。
なのに残り2試合というところで内村ロアッソはホームで川崎フロンターレにまさかの敗戦を喫してしまいます。
ここは内村監督、当然ダメ出しです。
その結果、このような順位表に。
ロアッソは最終節引き分け以上で2位が確定。
しかし最終節でロアッソが敗れてベガルタが勝つとロアッソは得失点差で3位に転落してしまいます。
J1最終戦
そして運命のJ1最終戦。
アウェーのサンフレッチェ広島戦です。
ついでにサンフレッチェのスタメン。
現実で連覇を達成した黄金期のメンバーです。
ロアッソは不動のメンバー。
一周して新しいと言われ始めたいつもの442です。
ロアッソがチャンスを作りますが中々ゴールを奪えません。
しかしスコアレスは堅守を得意とするロアッソのペース。
内村監督ここも得意の3枚替えです。
スコアレスで終わるかと思われた後半42分、サンギネッティのパス!
右サイドから走り込んでいたアブリシオに通った!
そのままシュート!
ゴール!!
アブリシオ終了間際に先制点を奪いました!
ウッチャン「アブリシオ30ポイント!」
大の字になって喜ぶアブリシオ。
そのまま試合終了。
ロアッソは勝って2位を確定させました。
J1初挑戦でまさかの2位と大躍進。
内村ロアッソの快進撃が止まりません。
その結果、来年のアジアクラブチャンピオンシップ(現実でいうAFCチャンピオンズリーグ)への出場権を獲得。
来年は日本を飛び越えてアジアナンバーワンを目指して戦います。
賞金はJ1でもショボい・・・
ニューイヤーカップはベスト16で敗退。
15人の成績はこんな感じ。
桑原、エメルソンの2トップがJ1の壁に苦戦し中々得点を奪えませんでしたが、みんなでフォローしたような結果に。
その2人と養父以外のスタメンは6.0超えとJ1でも十分通用することを証明しました。
【まとめ】
内村ロアッソのJ1初年度。
エディット選手が強いからかトントン拍子に進んでいる印象。
ただ相変わらず資金がカツカツでゴン中山を取り逃したのは痛かったです。
キャラ的にブログ向きなのに・・・
現実ではJ2から昇格したチームが優勝争いに食い込むなんて最近は全然ありませんが、またそういうチームが出てこないかなぁ・・・
どこかの大企業がJ2のチームを買収して補強しまくるとか。
次回は内村ロアッソがアジアの頂点を目指して戦います。