先日、結構前に予約していて忘れていたフィギュアが届きました。
それがこちら。
漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する身体の半分が氷、半分が炎になっている中ボスです。
正直、ダイの大冒険は終盤の「そう!!おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!」くらいしかハッキリとは覚えていないんですが、フレイザードはかなり強敵だった記憶があります。
全然攻撃が効かずダイが最後のアバン流刀殺法「空裂斬」を閃いて倒した相手です。
中盤頃に出てきた中ボス程度の相手なんですが氷と炎のビジュアルで「炎の部分、触れないじゃん・・・」と思ったので凄く印象に残っています。
ダイの大冒険のアニメ化やゲーム化の流れに乗って発売された感じですね。
【パッケージ】
箱はこんな感じ。
ズッシリと重量感があります。
figmaシリーズのパッケージはどちらかというとシンプルです。
フレイザードらしく正面から見て右側面は炎のオレンジ色。
左側面は氷の青色になっています。
背面にはポーズをとるフレイザード。
ただ似たようなポーズばかり。
理由は後ほどわかります。
【開封】
中は2段になっていました。
上の段にはフレイザード。
保護のためにか靴下のようなものを履いていました。
2段目は付属パーツ。
顔と手と台座です。
武器を使うキャラじゃないので付属パーツは少なめ。
顔のパーツは2パターン。
左が最初に付いている表情で右が交換用の顔パーツ。
目の向きだけの微々たる違いしかないように見えます・・・
手のパーツは両手ありのものは4パターン。
左から軽く開いた手、何かを掴むような手、武器を持たせられる手、握り拳。
まぁ普通です。
※武器は付属していません。
炎側の左手だけパーツが2つ多いです。
左から指先に火が灯っている手、(たぶん)指先から火を放っている手。
右の手はなんか気持ち悪い・・・
【ポージング】
立たせるとこんな感じ。
炎のメラメラ感と氷のトゲトゲ感が良い感じです。
炎の部分と氷の部分がクリアパーツでうっすら透けているのも良いですね。
後ろからだとこんな感じ。
炎や氷を纏っていない部分は岩のような皮膚なので関節部分の違和感がありません。
金色のチェーンも氷の部分は巻き付いていますが質量のない炎の部分は隠れています。細かい部分のクオリティーも高いです。
上半身のアップ。
炎の透けている感じが良い。
上半身のアップを後ろから。
綺麗に半分に分かれています。
下半身のアップ。
足の部分が大きくて立たせやすいです。
ただ全体的に関節が緩い・・・個体差かもしれませんが・・・
下半身のアップを後ろから。
手も足も可動域がめちゃくちゃ狭い!
ここから色々なポーズをとらせようと思ったんですが無理でした。
メチャクチャ可動域が狭いです。
両手両足を限界まで開いてもここまでしか開けません・・・
ポージングどころじゃない・・・
肩部分はここら辺が干渉しまくって上にも前後にもほぼ動かせない・・・
こっちも同じです・・・
肩付近の氷と炎はゴムのような軟質素材にできなかったのかな・・・
股関節部分も氷と炎が干渉します・・・
足が開かん・・・
「くらえぃ!!」
どんな口調だったか覚えていません。
両ひざをついて
「ヒャッハー!」
たぶん可動域の限界・・・
あまりに可動域が狭くこれ以上色んなポーズを撮るモチベーションはありませんでした・・・
他のフィギュアとの絡みも「もういいかな」となりました。
【まとめ。造形や彩色は素晴らしいけど可動域が狭すぎるので、色んなポースをとらせて楽しむというような遊びはできません。】
今回はダイの大冒険の敵キャラのフィギュアでした。
フレイザードってダイの大冒険の中でも本家ドラクエに近いデザインで凄く印象に残っています。
ただフィギュアの出来は正直「う~ん・・・」という感じでした。
デザインや造形、彩色は素晴らしいので飾っておくだけなら最高なんですが、可動域が狭すぎてカッコ良いポーズをとらせたり他のフィギュアと絡ませたりするのには不向きです。
というかここまで可動域の狭いフィギュアは初めてです・・・
せめて腕は肩より上まで上がってほしいし身体の前で合わせるぐらいはできてほしいですね・・・
まぁアクションフィギュアとはいえ動かすよりもお気に入りのポーズで固定して飾っておくという人の方が多いと思うので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
ただ色んなポーズをとらせたりダイやポップと戦っている写真を撮りたいと思っている人はあまりハードルを上げない方が良いと思います。
購入する方はある程度、覚悟を決めて購入しましょう。
個人的にはあまりおすすめしません・・・